食べた油を抑制するゼニカルの使用感

油の吸収を制御するゼニカル



炭水化物と結合して血糖値上昇を抑制するグルコバイ。
そして油と結合して排便し、吸収を抑制するゼンカル。
ともに処方薬ですが、ダイエッターにとっては最後の砦ともいえるべき最強サプリメント(薬)です。

重篤な副作用も少なく効果が高いことから愛飲者は非常に多く、ゼニカルは世界17ヶ国4000万人に愛飲されていると言われています。
日本ではまだ承認されていませんが、アメリカの米国食品医薬品局(FDA)ではすでに認可されており、世界中で重宝されているダイエットサプリメントの1つとしてゆるぎないポジションを確立しています。

摂取した脂肪分の約30%を「便」と共に排泄する作用があり、オーバーカロリーによる体脂肪産生を抑制してくれるわけです。
油の吸収を制御するゼニカル ゼニカルの効果と効能
ゼニカルが脂肪(油)を30%も排便させてしまう理由は、体内で「脂肪分解酵素」として働く「リパーゼ」を抑制するためです。
リパーゼは食べた油を小さな分子に分解し、体が吸収しやすくするための酵素で、これが活躍すれば食べた油分がどんどん吸収されてしまいます。
そこでこのゼニカルがリパーゼの活動を制御することで、油の分解をわずかに防ぎ、吸収されにくい状態のまま排泄するわけです。
ゼニカルは食事から新たに入ってくる油に関してのみ効果があるもので、すでに体内に蓄積されている体脂肪などには影響力を持ちませんので、誤解はなさらないように。

ゼニカルの副作用
ゼニカルは脳や神経系に直接作用する薬ではないため、憂鬱や卒倒、めまい、吐き気などの重篤な副作用は無く、脂肪を分解する酵素にのみ働きかけ、腸内での脂肪吸収を抑制するタイプの薬なので、人体には無害と言われております。
体内に入ったゼニカルの多く(100%近く)は、油等と共に排出されるため、体内に残る事もありません。
唯一の副作用としては、グルコバイと同様に「おなら(放屁)」と「便意の頻度」や「軟便」程度でしょう。
日本ではまだ未認可の医薬品ですが、米国食品医薬品局=FDAでは認可を受けていますので、個人輸入を行うか、自費診療の医院で入手可能です。

油の吸収を制御するゼニカル 服用に当たっての注意点
ゼニカルのデメリットとして、脂肪の吸収を阻害する一方で、脂に溶けるビタミン類も排便してしまうという点が挙げられます。
脂溶性ビタミンである「ビタミンA・D・E・K」これらは、ゼニカルの摂取時に油と一緖に排出されてしまいます。
ですので、体脂肪産生を気にするあまりに毎食ゼニカルを服用するのは賛成できません、ビタミン不足に陥りますし、おそらく頻繁な便意に悩まされることになるでしょう。
忘年会や新年会など、どうしても付き合いで食べなくてはならない時、普段よりあきらかに多い油分の食事をする際に、最後の手段としてゼニカルの登場です。
通常の食事なら、食物繊維のサプリメントや、レストランで提供されるメニューの中から食物繊維系の料理を選んで食べ方を選択する方法をまずはお薦めします。

ゼニカルの個人的な使用感
個人差あるとは思いますが、私の使用感をお話します。
使ったのは、カレーバイキングでドカ食いをした際と、タイ料理でドカ食いをした際のケースです。

通常よりも約3倍、カロリーにして3000を超えるような食事量だったと思います。
油が大変多く、これはゼニカルを試す絶好の機会と思い、食事直前にカプセルを摂取。

約1時間かけて、カレーとタイ料理を食べまくりました。

ゼニカルは油の約30%を排便する優れたサプリメント(薬)なので安心して、さらにいつもより食べてしまったのかもしれないですが、とにかく大量に食べました。
さて、食事後帰宅してジムに行き、6時間程度経過しても、噂にあるような便意はこず、たいしたことはないかな?と思っていました。
さらにその日はそのまま就寝したのですが問題は朝。

もちろん便意はあったのですが、排便した後もお腹、特に腸のあたりでぐずぐずする異様な違和感が残ります。
汚い話しですが、出るんだか出ないんだかわからないような状態が続くんです。
これはかなりメンタル的にもきついです。

油の30%を排便するという素晴らしい代償はこのメンタルに耐えられるか?という点です。
この違和感は朝から午後まで続きましたので、24時間経過してようやく落ち着いたというのが感想です。


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