フランス料理のカロリー

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フレンチのカロリー

世界3大料理の1つフレンチ。
元々はカトリーヌ・ド・メディシスと、その専属料理人によってもたらされたと言われ、粗野で素朴だったフランス宮廷料理に変革をもたらし、ブルボン王朝の最盛期に発達しました。
その後はハプスブルク家によって各地方へ伝搬し、ドイツ、オーストリア、ロシア宮廷に広まり、やがて料理人が庶民へ下り食文化として広まったのです。
料理そのものよりもソースに重きが置かれている事も特徴の一つですよね。
フレンチと言うと豪華で優雅な高カロリー料理をイメージしますが、庶民が食べているフレンチは決してそんなことは無く、実に素朴な料理が多いです。
例えば「ポトフ」。
薄味の出汁スープに肉や野菜を入れて煮込んだもので、日本人の口にも実によく合います。
粗挽のカンパーニュとよく合う上にとてもヘルシーです。

フランス料理と言っても地方によって特色があります。
例えば以下は代表的なフランス料理のジャンルです。

プロヴァンス料理
南イタリア料理と同じく、トマトやオリーブオイルを多用する料理。
エルヴ・ド・プロヴァンスと呼ばれる当地独特のハーブを多く調合したものを用い、ブイヤベースなどの魚料理も多い。
アイオリソースもプロヴァンス料理の一つです。

バスク料理
バスク地方もトマトの使用量が多い。
ブータン程ではないがトウガラシも多用され、地理的な関係からカタルーニャやスペイン料理との共通点も多い。

アルザス料理
ドイツの文化圏であるアルザスではザワークラウト、クグロフなどドイツ料理との共通点が非常に多く、ほとんどドイツ料理といってもよい程。

ノルマンディー料理
北大西洋に面したノルマンディーでは、豊かな海の恵みと、モン・サン=ミシェル付近では子羊の肉が名物です。
シードルの産地であり、リンゴを用いた味付けやバター、生クリームの使用量が非常に多く、フランス料理の中でも高カロリーな部類。

ブルターニュ料理
フランスにはブルターニュとブルゴーニュがあるので混合しやすいが、こちらは冷涼な気候が特徴で、作物が不作の年が多い。
そのため天候に左右されない蕎麦粉の料理が多く、最も有名なところではガレットがある。

フランス家庭料理の代表ポトフ 誰もが知っている仏家庭料理の代名詞ポトフ
ボリュームの割にはヘルシーで、脂質も糖質も低い優れた料理です。
1人前340kcal前後で、日本のカレーライスの半分以下。
もちろんこれにカンパーニュやバゲットを合わせるので1食あたりのカロリーはもう少しあがりますが、少なくともこのスープ料理と1人前のパンだけであれば、糖尿病患者向けの食事かと思うほどにヘルシーです。


フランス家庭料理アッシ・パルマンティエのカロリー 続いては、これもフランス家庭料理の代名詞「アッシ・パルマンティエ」
見た目はグラタンのようですが、牛肉やたま葱などを炒め、じゃが芋のピューレで覆いオーブンで焼いた料理です。
肉汁をじゃが芋が包み込み、実に奥行きのある温かい料理です。
北部フランスでは冬の厳しい時期がありますが、この料理は体を芯から温めてくれるお袋の味と言えます。
芋が唯一の血糖値上昇トリガーですが、カロリーはとても低く、1人前で250~300キロカロリーです。
その他の家庭料理を幾つか上げてみます。

チーズフォンデュは1人前約400キロカロリー前後 ・チーズフォンデュ
具材をチーズにつけて食べる世界でも有名な料理。
1人前400~500キロカロリー前後です。もちろんチーズが高カロリー。

・グラタン
誰もが知っている世界的な料理。発祥はフランスという説が強いです。主にマカロニ、チーズ、ジャガイモを使ってオーブンで焼いた料理で、あらゆる地方でアレンジされています。

・バッフ・ブルギニヨン
牛肉をフランス特産の赤ワインで煮込んだ家庭料理で、アルコールはフランべにより飛んでいます。そのため子供でも食べられるので心配ありません。煮込む時間を考えると手間のかかる料理ですが、その分滋味深い味わいになります。


さて、日本の私たちが思い浮かべるフレンチは、概ね宮廷料理です。
赤坂のトゥールジャルダン、恵比寿のジョエルロブションなど、メニューだけを見ても、とても毎日食べられるような内容ではなく、月に1度で十分と思うほどの高カロリーな内容です。
そしてその高カロリーな理由はソースにあります。
アルコール、果糖、油脂を大量に使い、少量で膨大なエネルギーを持ちます。
しかし、食されているパン(バゲット)は粗挽の小麦粉を使われることが多く、比較的「低GI」です。

フランス人の肥満比率が低いのは、主食であるパンが低GIという理由もありますが、もちろんそれ以外にも理由はあります。
例えば間食をあまりしない、肉より魚を積極的に食べる、さらに食前のサラダは欠かさないなどなど。
先進国の中でも食料自給率が100%を越えている珍しい国で、特に野菜の消費が非常に多いのが特徴故、肥満が少ないのだと思います。
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