なかなか終わりが見えないのう。
マスコミは連日感染者と死者の数を発表して感情をあおる放送をしているし、それで不安が不安を呼ぶ連鎖が起きている気もしないではない。
そこで、今持っている知識を元に、コロナのまとめをしてみたい。
まず今発表されている数字は5日~7日前のものということを認識するべきだろう。
上記のような不安をあおるわけではないけれど、リアルタイムな数値ではなく、少なくともそれより多いかもしれない感染者は現在居るということだ。
もしこの数値が減り始めたら、いよいよ収束かもとなるが、まだ検査不十分の貧国やアフリカが残っている。
人類共通の敵と捕らえるならば、まだ収束は当面先になる。
また、このウィルスは飛沫感染が主になる。
なので、人との距離をとりなさいとなるわけだ。
もっというと、モノや空気に張り付いたウィルスはかなりの時間そこに滞在している。
エレベーターのボタン、ドアのノブ、レジで扱うお金。
こうしたものにはおそらく相当数のコロナウィルスがすでに付着しているのだが、それでも全員が陽性にならないのは、たとえ手や指に着いたとしての感染はしない。
問題はそのウィルスが付いた手や指で目をこすったり、口に入れたり、鼻をほじったりすると、体内に入るのだ。
そのため、手洗いうがいが有効ということになる。
マスクは人からの感染を防止するにはほとんど効果が無いと言われているが、そうとも言えない。
例えば人と人とが会話した場合、かなりの飛沫が飛ぶことになる。
それをマスクでガードするというのは有効な手段だろう。
世界で真水にアクセスできる国はそう多くはない。
しかも日本の水道局のように塩素殺菌して直接飲める国になるとさらに少ない。
ほとんどの国は劣悪な水で暮らしているわけだけど、そのため手洗いうがいの習慣がない。
中国では劣悪な水のせいで毎年200万人が死んでいるというし、そういう意味では日本に感染者が少ないのは自明の理となる。
この騒動で、モノの流通と生産に対するリスクが明確化した。
安直に利益を求めて製造を海外に委託する行動を、国内回帰させる良い機会になるだろう。
なるほどそうか。
せっけんでの手洗いが見直されてるという記事を見たことが有ります。劣悪な水だとそれすら難しいのですね。日本の水道はありがたいですのう。