感染終息へのシナリオとマスコミの誤謬

テレビを点ければコロナコロナと、話題はこれ一色になりつつある。

面白ネタを探すのにはユーチューブでもいいのだが、民法がバカの一つ覚えとしか思えない。

しかも間違った用語の使い方もしていたりする。

その典型的な例がオーバーシュート。

もともとは証券用語で、実体と思惑で異なるチャートパターンが、想定外に上下したときに用いる。

なので、想定外の上下幅を示すもので、感染爆発の事ではない。

多くのマスコミがオーバーシュート(感染爆発)なんて、かっこづけで入れていたりして困ったものだと思う。

今のコロナウィルスにはワクチンが無く、今日も米国企業が治験に失敗したというニュースが流れてきた。

治療法がないとなると、人体の持つ免疫で抗体を作るしかない。

この時に、ある程度の感染者をもって抗体保持者を獲得し、ある程度の死者は致し方ないとする戦略がある。

イギリスのジョンソン首相が集団免疫を獲得するまでは、収束しないと発言して非難をかった。

だが、これは実に最もで正しい事なのだ。

闇雲に都市封鎖をして感染者を減らしてしまうと、今度ロックダウンを解除したとき、第二波、第三波として増大してしまう。

かといって野放しにすると感染者が増えすぎてしまう。

この実に狭いターゲットを目指して解放と施錠を行いながら調整しなくてはならないので、政府の感染対策室は大変だろうなと察してしまう。

今中国では、一部の都市解放やお祭りなどを許しているが、上海や北京などの重要都市ではいまだに厳しい検問や検査が行われている。

それを考えると、再び中国から第二次感染者増大事態が起きる事が今一番気になる事だ。

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