コロナと逆行する株高

ついに日経平均は、コロナ以前の最高値を更新した。

今はまさに第二波真っただ中、世界中でも感染者が増え続けているというのにだ。

いくら投資の基本が絶望感の中で仕込むものとはいえ、倒産する企業は増え、赤字決算は今期も来期も出てくるだろう。

回収は3年目以降になりそうだが、それほど焦って買い込む必要があるのだろうか。

まぁ政府が大量のマネーサプライを供給しているので、その余剰が投資へ向かっているのはわかるが、その反対側には膨大な政府債務、地方債務があることをわすれてはならないはずだ。

債務が増えれば増税でまかなうか、債権放棄を依頼するしかない。

となると、最も困るのは銀行などの金融系だろう。

そのタイミングを待っていたかのようにデジタル通貨の話が浮上。

これが実現すれば、面倒は貨幣供給バランスなども必要なくなり、国民の目をくらまして無尽蔵にこれまで以上にサプライを供給できる。

無限大の打ち出の小づちを手に入れられる。

為替ではユーロが大逆進。

ユーロドルもユーロ円も急上昇しているが、投機筋のポジション量がロングに傾いて久しい。

そろそろ打ち止め感があるので、個人的にはユーロポンドのショートで勝負しようかなと思う。

まぁどうなるやら。

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