40才から始めるダイエット

40才から始めるダイエット


ダイエットスクールを開校したのは、校長の私が35才の時でした。
それから早5年がたち、校長も40才、アラフォー「ど真ん中」というわけです。

同年代の男女にかかわらず、40才というと、仕事も忙しく、プライベートでも付き合いなどが頻繁にあり、とてもダイエットなどしている猶予はない!という理由から、体が縦ではなく、横に伸びていく時期ですね。
さて、ほとんど時間がない中で、樽のようになってしまった体をどのようにして元に戻すか?、それをこのコラムでは考えてゆきたいと思います。
当スクールでは、二種類のダイエット方法を紹介しています。

方法(1
健康的に、ノンビリ痩せる健康第一主義ダイエット

方法(2
美しくやせるためにストイックな方法で行う美容ダイエット


です。
40才という年齢で体にそれほど無理はできないかもしれませんが、この①を選ぶか②を選ぶか、それはあなた次第ですが、方法がまるで違いますから、決断が必要です。
「わ、わたしは健康的で・・・いぃ」分かりました、それでは始めに「健康的にやせるための痩身術」を、後半で「ストイックな方法」を伝授します。

40過ぎの方々が健康的に痩せるには、以下の方法を順序良く実施してゆく必要があります
1、目標体重と目標体脂肪を決める
2、これ以上脂肪がたまらないようにするための食事を見直す
3、今ある脂肪を減らし、筋肉量を上昇させる日常生活スタイルを見直す


この3ステップが必要です。
おそらく男性だと80キロ前後の方、女性なら50キロ~60キロ台の方が40才付近には多いのではないかと思います。
さらに、男性ならおへその部分がぽっこり出ている体型、女性なら下っ腹がぽっこり出ている体型で、これもなんとかしたいという人が多いんじゃないかと思います。

あらゆるダイエットに共通しますけど、どんなに運動して日常生活を変えても、摂取、つまり入ってくる食事を変えなければ永遠に痩せませんからね、一番大切なのは、今の食事を見直すことです。
食事を見直す努力ができる根性と気合いがあれば③もたやすいはずです。

まず付き合いも多くなる40才台では、外食も多くなりますよね? その際、必ず実施してほしのは、食物繊維から食べ始めるということです。
食物繊維のものから食べると、血糖値が上がりにくく、脂肪になりにくいんです。
油ものをなるべくさけるのは当たり前ですが、接待などを受けている場合、残すのは失礼になるので、食べるのはいいのですが「食物繊維から」これを守りましょう。

食事を改善することで、まずは基本的な体重まで落ちていくのが一般的です。
食事のやり方を変えても体重が全く変化しないのなら、食べる時間と回数を見直しましょう。
なるべく寝る前2時間以内には食べない、一日の食事回数を増やす(ドカ食いはしない)。

次に誰もが嫌がり、続かないのは③です。
運動はいやですよね。
ただ、今ある脂肪を早く落としたいなら、ある程度の運動は必要です。

しかしですね、最近分かったことがあるんですよ。
それは、筋肉量がある程度増えると、普通に生活していても、筋肉が無かった時に比べて運動しているのと同じくらいカロリー消費をしているということです。
体が熱いし、寝ている間に消費する脂肪の量も増えるんですね。
さらに、別のコラムでも書きましたが、最近発表された新成分「カプシエイト」を食べると、かなり燃焼速度が上昇します。

というわけで、③に関しては、続かない有酸素運動はしなくて結構ですが、毎日10回程度腕立て、腹筋を行い、カプシエイトを頂く。
これだけで、どんどん代謝が上がってゆきます。

まずは1カ月でかなり体型の変化を実感できるはずですので、試してみてくださいね。

続いて、美しく痩せたい方へ向けた方法です。
40才を過ぎても、20代の時と同じような体型にしたいという、なんともわがままであり、ストイックな方向けのコラムです。

人によって美しいという概念にはばらつきがありますが、男性なら身長から110を引いた体重、女性なら身長から115を引いた体重であり、かつ体脂肪率が男性なら12%以下、女性なら16%以下を目指すということです。
男性の12%もかなりしんどいですが、女性の16%以下も、元々筋肉がつきにくい女性には辛い数字かもしれませんね。
ただ、だからこそ、達成したときのインパクトが大きいんです。
ここまでスリムになると、確実に目立ちますし、会話の話題になります。
「美しいですね」「素敵ですね」「スリムですね」「モデルさんみたいですね」という話題が巻き起こります。

さて、その体型を得るためには以下の手順が必要です
1、1800kcal以下の食事にする
2、筋トレ+やや強度のある有酸素運動を30分以上1日2回
3、リバウンドしないための維持管理


前述の健康ダイエットと決定的に違う点があります、それは何かと言うと、③の痩せた後の維持管理です。
健康的に痩せ、標準体重の場合、普通に生活していれば太ることはありませんが、美しくダイエットした場合、標準体重以下になるので、普通の生活をしていたら体は元に戻ろうとします、これを防ぐには痩せた後、毎日軽いダイエットを行うような管理が必要なのです。

さて、一つづつ見てゆきましょう。
40才を超えると、人との付き合いなどで外食が増えます、食物繊維から食べるのは当然ですが、量を減らす必要もあります。
そのために、なるべく糖質は食べずに残す、パスタやご飯も半分は常に残す必要があるでしょう。
お寿司屋さんに入っても、板前さんに「シャリは半分で」と伝えましょう、さらに言うと、白米は避け、五穀米、十二穀米などを選んでください。

ちなみに、ご飯→パスタ→パンの順で脂肪蓄積率が高くなりますから、パン食の人はなるべくご飯食に変えてくださいね。
食べた食事はグリコーゲンとなり、まずは肝臓に蓄積されます、その後肝臓で貯められない部分は筋肉へ補充されます、筋肉でも貯められない溢れた糖質は体脂肪になるのです。
つまり、肝臓が健康で、筋肉量が多いと、体脂肪になりにくいということがお分かりになるでしょう。

ゆえに、筋トレが必要なのです。

筋トレのメニューですが、特にありません、全身をまんべんなく鍛えてください。
そして、その後は有酸素運動に入ります。 40才という年齢から、ランニングなど膝腰に負担がかかる運動を長時間するのはお勧めできません、泳ぐのが得意な方はスイミングで、そうでない方はステップマシンなど体の部位に負担がない運動を選んでください。

年齢的にかなり疲れやすいでしょう。
ですので、60分続けるようなハードトレーニングではなく、筋トレ10分、有酸素運動30分程度で構いません。
※有酸素運動は長時間やるより30分のランニングを1日に2回など、小分けしたほうが効果的だとわかってきました(2013年時点)
ただ、運動前には必ずカプシエイトを摂取し、運動中はバームなどの体脂肪を消費しやすくする飲料がよいでしょう。

私は、運動前には必ずこの組み合わせを頂くようにしています。
さらにゆとりのある方は、ビタミンCをサプリで摂取したり、高濃度ビタミンC注射を打つと効果倍増です。

40才を過ぎると一度ついた脂肪がなかなか落ちにくくなりますが、いったん筋肉がついてスリムになると、今度はみるみる若返ります。
内臓も健康になり、お肌もつやつやになるはずです。


体型も美しくなりますが、お肌も若返りますから、さらに若くなった印象になるんです。

強烈な意思の力と努力・根性が必要になりますが、40才を過ぎても美しい体型を維持している方は数えるほどしかいません、そのため実現した際の注目度は高いです。
是非トライしてみてください。