身長-120の体重を目指す

「身長-120」の体重を目指す、美容体重実現方法


多くの女性は、いえ、これは男性にも言えることですが、標準体重以下にウェイトを落とし、いわゆるスレンダー体型を獲得したいと思っているはずです。
それは、標準の体重を大きく下回る事を意味しており、体は無理にでもリバウンド(元に戻ろうと)しようとします。

標準体重まで落とすことは比較的簡単です、食事制限と運動さえ気を付けていれば、ある程度はウェイトダウンしてゆきます。

たとえば女性なら160cm前後の方であれば53~55kgくらいまでであれば、普通の生活で落ち着きます。
もしそれ以上の体重でも「痩せない」ということであれば、自分で思っているより「必要以上のカロリー」を摂取しているか、よほど運動していないか?という事になります。

しかし女性を例に挙げるとすると、目指したいのは「160cm」の身長であれば体重40~45kg、「170cm」の身長なら、45kg~50kgくらいではないでしょうか?
そうなんです、標準より明らかに低めの体重なわけです。

しかし、コラムでも何回も繰り返し書いていますが、筋肉は比重が重く、脂肪は軽いのです。
同じ体重でも、体脂肪率が高ければ大きく、ふんわりしたぽっちゃり体型に見えますが、筋肉量が多く体脂肪率が低ければ、スレンダー体型、モデル体型としてみられます。
加えて言うと体脂肪率が低いといことは体骨格筋比率が高いことになり、基礎代謝が上昇し太りにくい体質になります。
目指すは(女性の場合)体脂肪率10%~15%の超スレンダー体型です。

私、体重軽いのに大きいんです・・・と悩む方がいますが、体脂肪率を測ってみてください。
おそらく25%以上あるのではないでしょうか?
そんなのもってのほか、まずは食事内容を見直して運動にいそしみましょう。

さて、ただでさえ筋肉がつきにくい女性が体脂肪率10%台前半を目指すといのは、かなりのトレーニングと食事制限が必要になります。
男性でも10%台という数値を目指すのは比較的困難です。
そこで、まずはダイエットスクール校長の私自身がどうやって体脂肪率5%~7%を維持し続けていられるのか?
という事について、日ごろ取り組んでいる事、食事の内容と食事の食べ方、運動内容などを紹介してゆきます。

ちなみに、校長は現在(2012年時点)41歳です。
身長は171cmで体重は52kg、体脂肪率は一番低いときで5%、多いときでも7%です。

つまり、標準体重より低い体重にも関わらず体脂肪率が低いという、ある意味「究極の体型」を維持しているわけです。
体脂肪率は全体に占める脂肪の比率なので、体重が上がれば体脂肪率が下がります。
よくゴリマッチョの方が、「おれも体脂肪率低いぜぃ」などと叫んでいますが、当たり前です、体重が重いんですから。

しかし、私が目指すところは、ゴリマッチョではなく、細マッチョ。
しかもその中でも、性的対象としていつまでも魅力的な側面を持った細さを維持することであります。
女性でも男性でも、がりがりにやせすぎると、性的魅力がなくなります。

人間は本来、よりよい良質な子孫を生んで育てようとする本能がありますから、これは当然のことです。
逆に太りすぎることは、管理能力が無いと思われ、ともに生活することが困難であろうという判断になり、これも性的魅力の減少につながります。

スレンダーで脂肪がないのに、性的魅力を保つということは、イコール、超健康的な体を維持することにほかなりません。
痩せるために絶食をしたり、運動をしなかったりしたら、決してこの「超健康的な体」は手に入らないのです。
定期的に受ける健康診断・人間ドックで、担当の医師に驚かれるほど校長の体は「超健康的」です。

その体型・健康維持のために取り組んでいる基本的なことを挙げて見ると・・・

1、食事の総カロリーを、1日2000kcal前後に抑える(たまにドカ食いしちゃう)
2、脂質と糖質が極めて低い食事内容にする(でも甘いものは好き)
3、最初は海藻系のサラダ、砂糖で味付けしていないお惣菜から食べる(ドレッシングなども極力無し)
4、良質なビタミンとミネラルを摂取するため、少なくとも1日40種類の食材を摂取する
5、1週間に6日はジムに通い、筋トレ10分、有酸素運動60分、サウナに10分入る
6、夜は20時以降は極力食べない(夕食の基本的な時間は18時にしています)


ざっそこんなルールです。
もちろん、大人になれば友人や同僚とのお付き合いという点から、これを守れない時もあるでしょう、そんな時は無理せず、同席者の気分を害さない程度にお付き合いするべきです。
その分は翌日、翌々日で取り返しましょう。

さて1日の総カロリーを2000kcal以内にするといのは案外大変なことです。
外食すれば3食普通に食べるべるだけで2000kcalは軽く超えてしまうであろうし、ましてや間食でドーナツを食べたり、夜にアルコールを頂くとあっという間に3000kcal超えなんて事がしばしばあります。

やはり、きちんとカロリーを計算し、一日の栄養分をセーブしたいものです。

どうしても食べすぎてしまったら、運動しましょう。

食後は特に肝臓と筋肉に糖質が蓄積されている状態で、翌日以降に脂肪へゆっくりと吸収されていくので、食後すぐに運動することは「せめてもの救い効果」があります。

さて、40代を過ぎた女性がさらにスレンダー体型を目指すとなると、より過酷な食事制限と運動が必要になります。
年齢とともに、基礎代謝が落ち、ホルモン分泌も減少します。

最近話題になる「美魔女」というメンバーの中には、スレンダーな方もいらっしゃれば、ぽっちゃりの方もおりますので、自分がどの体型を目指したいか?それをまずはしっかり把握し、目標設定したいものです。
ただ、私から言わせれば、太るのは簡単でスレンダー体型になるのは極めて困難です(年齢が重なれば重なるほど)ですので、太りにくくなる高年齢になる前に、ある程度スレンダーでいることと、このサイトの目的でもある「ダイエットの究極目的=日常生活でスレンダー体型を維持できる習慣を獲得する事」が重要なのです。


次は運動面です。

運動はコンスタントに筋トレと有酸素運動を繰り返すことで、体がみるみる若返ります。
筋肉は基礎代謝を上げ、食後の糖質を肝臓と共に蓄積して、すぐには脂肪になりにくくなります。

女性でも、大胸筋、大臀筋、太ももの後ろ、二の腕と言う4大筋肉は鍛えたいものです。
ここを鍛えることで体全体に張りがでて、ウェストが細くなり、美しいデコルテも獲得できるはずです。
まず脂肪が落ちると「指」がきれいになります(細くしなやかに)。
細くしなやかで、美しい指は、アンチエイジングで一番気にするところではないでしょうか?
男性の場合、張りのある肩、プリッと上がったお尻、引き締まった腹筋を獲得できるでしょう。

休まず毎日有酸素運動(トレッドミル)を60分行うだけでも、消費カロリーは800kcal前後、これで1食分のカロリーを無効にできます。
加えて筋トレとサウナで水分をごっそり落とし、さらに水を摂取して、体の中のフロー(循環)を高めます。

このことがさらに代謝向上を促進し、太りにくい体質に変化してゆくわけです。

続けられるかどうかは本人の生活環境にも左右されますが、継続する決定要因は毎日強靭な意志の力が必要なわけではなく、まずは「2週間程度続ける事」すると逆に続けることが快感になります。
「習慣化」させると、なんてことはなくなるのです。

つまり苦しい!と感じても14日間続けることですね。
それでも苦しいと感じるなら、それは今の自分には基準が高すぎるということになります。

食事を見直して運動を始める。
この二つで、理想的な体型を得られるなら、安いものです。
是非、トライしてみてください。