なかなか減らない体重、その理由

食事を減らし運動もしているのに痩せない理由とは?


さて、ダイエットをしていると「なぜ痩せないの?、食べるのも減らしているし運動もしているのに・・・」という場合があります。

もちろん、本人が意識していないだけで気づかぬうちに食べている・・・てなこともあるでしょうが、どうも原因はほかにあるようです。
かくいう校長も、どうして痩せないの?という時期がありました。 食べる量もかなり減らしていて、ジムで猛烈に運動しているのに!です。

考えてみたらこれ、逆もあるんです。

例えば夕食をたくさん食べて、夜お酒もおつまみもいただいて、、、こりゃ太ったな、、、と思っていても、次の日~2日くらいすると意外に体重が減っているというケース。

つまり体は実際に食べたものがすぐに体重になるわけではなく、しばらくしてから脂肪になったり、痩せる努力をしたら、しばらくしてから体重が減ってゆく・・・という仕組みなのだと思います。
ですので、ダイエットをガンガンやっていても「何故減らない?」とは考えず、しばらくしてから痩せ始める・・・と考えましょう
だいたい校長の経験からすると、太り始める生活スタイルにしてから、2週間くらいから体重が増え始め、ダイエット体質になってから、1週間~2週間くらいから痩せ始めるという具合です。

おそらく、体は食べたものや運動などの影響をいきなり考慮して体重変化を行うと、筋肉や感覚などがすぐにはついて行けないからだと思います。
そのため、まずはその食生活、生活環境が一日性(一時的な)のものなのか、継続性のものなのか?を見定めるために、10日~14日程度の「見定め期間」を設けているのだと思います。

つまり、痩せよう!と思ったら「この乗り越えなければならない魔の14日」をしのぎ、そこからストンと落ち始めるわけです。 逆に太る生活をしているのに、なかなか太らない・・・もしかして痩せる体質になったの?!なんて早とちりをしたら大変です。
そのつけはしばらくしたあとに一気にやってきますからね。

また、食事を制限してストレスが増えると、実はこれも太りやすい原因になります。
他のコラムでも書きましたが、ストレスを感じると太りやすい体質になるのです。
また空腹過ぎると睡眠が浅くなり、これもまたストレスとなって肥満誘発因子になります。

つまりは、なるべくカロリーと脂質が少なくて、豊満感がある食事にし、お腹が減らないようにしつつ、ダイエットをすることが重要です。

ただ、食べることを我慢していても、それ以上に痩せた時の快感をイメージできていれば別です。
この場合にはストレスは感じませんからね。

いろいろ書きましたが、生活環境を変えると14日後前後から体質が変化してくるという点です。
このことを意識しながらダイエットにチャレンジしましょう。

体質を変える方法にはいくつかありますが、概ね以下のような種類があります。
1、食事スタイルを変える
2、運動スタイルを変える
3、睡眠スタイルを変える

です。

食事スタイルを変えるというのは、食べるモノ自体を変えるというのもそうですが、食べ方を変えるという点も見落とさないように。カロリーや脂質の低めな食事に変えるのはもちろん、食物繊維から食べ始めるなど食べる順番やスピードも重要です。

運動スタイルというのは、例えば出勤途中でのトレーニング、ジムでも鍛え方などが挙げられます。
靴を変えるだけで消費カロリーが変化するという報告もあります。

最後に睡眠ですが、これも熟睡・安眠できる環境を整えましょう。
枕を変える、入眠儀式を変える、寝る時間を変えるなどなど・・・・

大きくダイエットに影響するのはこの3点です。
これらの変化を14日続けてみてください、体重の変化、気持ちの変化が現れるはずです。