たまにやってくる食欲との戦い

たまにやってくるすさまじい食欲との戦い


さて、ダイエットを順調に進めているとき、ふと間がさす時があります。
それは何かというと、「猛烈な食欲」です。
しかもこれ、ただの食欲じゃないんですよ、、、もうなりふり構わず食べたくなる強烈な「欲」です。

これ何カロリー?だとか、これは糖質が多すぎるなどということは一切考えず、もう止まらない欲望で、普段なら絶対食べないであろう脂っこいメニューや甘いもの、そして極め付けに大量のボリュームを平らげてしまうというものです。

一度走り出したら急には止まらない車のように、頭では「まずい」「まずい」と焦っていても、もはや遅し、気づいたら1日4000kcal前後食べてしまっているということもしばしばです。

さて、わたくし校長もこのような衝動?!病気?!に陥る時がありますが、それを我慢するすべはありません。
この日だけは運が悪かったとあきらめて後日の対策を施すしかないのです。

さてこのコラムでは、万が一そのような暴飲暴食に陥った時に、どうやって翌日以降しのぐか。。。
また、翌日以降の生活習慣についてのアドバイスを書きたいと思います。

まず、1日5000kcal食べてしまった場合、通常の基礎代謝+生活活動代謝を大幅に上回るカロリーであるため、放置しておくとそのまま脂肪になる可能性があります。
しかし、食後12時間前後以内なら、まだ体内に残存しており、運動することで優先的に筋肉内と肝臓の中のエネルギーを消費し始めます。

つまり、万が一暴飲暴食しても12時間以内くらいであれば、まだかなりの確率でそれらのカロリー分を減らせるということです。

しかし何もせず放置し、24時間以上経過、さらに48時間以上経過すると脂肪として蓄積され、もはや取り返しのつかないことになります。

また、不思議なことに暴飲暴食を行った翌日の朝も、しっかりお腹が空くものです。
ここでも食べてしまうとさらに厄介なので、ここはぐっとこらえてリンゴかシリアルのみにしましょう。

さて、ここからが問題です。
前日に比べて体重が約1キロは増えているでしょう。

そのうちの何割かは排便されますが、きっちり運動もしたいものです。
朝食を食べたのち、今度は昼からお腹が空かなくなります。
これは経験上間違いないです。
ここで何も食べないと、食事バランスが崩れて体がさらに脂肪を蓄えようとするので、非常に軽いものを頂くようにしましょう。
ゼリーやおかゆなどがお勧めです。
一度暴飲暴食をすると、取り返すのに5日はかかると思ってください。
とくに甘いもの、糖質と脂質を大量摂取した場合には深刻で、取り戻すのに1週間はかかるでしょう。
くれぐれも、気をつけたいものです。

さて、では暴飲暴食の欲求に打ち勝つ方法、そもそも欲求を受け付けない方法はあるのでしょうか?
非常に難しい方法ですが、対策はひとつです、常にプチ豊満感を維持することですね。

・ガムをかむ
・常にお茶を飲む
・小腹が空いたら小魚を常に食べる

このような努力をしていると、不思議にお腹は急激にはすきにくくなるわけです。
また、突然やってくる急激な食欲は、血糖値のコントロールがうまくいっていないか、または寝不足も関係しているかもしれません。
寝不足になると、食欲増進のホルモンが分泌されるらしいですからね。


いづれにしても、正しい食生活と睡眠生活、これを守っていれば、暴飲暴食の罠に陥るリスクは極めて低くなりますので、おためしあれ。