水とサプリだけで過ごす断食2日目/残り3日
2日目
断食も1日や2日なら気合と根性で乗り切れる。
よほど食べる事に執着があるか、食べる事を習慣にしいているか、または激しい日中活動をしていないかぎり、2日程度食べないのは身体的にも精神的にもつらくはない。
校長の場合も食事は極力少なくしてもストレスは感じないので、これくらいなら余裕だと思っていた。
ただこうした食欲には波があり、我慢できない時期と比較的我慢しやすい時期というものがある。
今回はたまたま食欲減退期に始めた断食なので、丸2日何も食べなくてもさして空腹感は感じないのだろう。
問題は空腹感じゃなくて睡眠の方だ。
昨晩も数回途中覚醒をしたし、眠りが明らかに浅い。
本来浅い眠りの時には夢を見るものだが、記憶にない。
という事は、疲れがひどく、熟睡→覚醒→熟睡→覚醒という体に一番負担のかかる睡眠をしているのではないだろうか?
また夢を見ているが単に忘れているだけか。
結局5時に起床して筋トレをし、そば茶と緑茶サプリで朝食とした。
今回用意したサプリは日頃も愛用しているものだが、食べないと味覚が研ぎ澄まされるのか、緑茶エキスにわずかに含まれているオリゴ糖の甘味が異様に強く感じたり、ビタミンCの酸味がまるで梅干のように酸っぱく感じる。
人は窮地に立たされるとあらゆる身体機能が覚醒するらしいが、味覚もそうした覚醒部位の一部なのだろうか。
まぁ、回復食で味のない重湯かおかゆを食べるわけだから、味覚が研ぎ澄まされるのはプラスだし、無用な塩分を過剰摂取しなくてすむ指針にもなるからこれ幸いだ。
人は朝、昼、晩と食事をするが、そのことを日中どれだけ考えているかは振り返ったことは無いだろう。
しかし何も食べないと一日がとてつもなく長く感じる。
これは逆に言うと、日頃私たちは食べる事に関してどれだけ多くの時間を費やしているかを意味しているとも言い換えられる。
朝は何を食べるか。
朝あれを食べたから昼には何にするか。
晩御飯の献立は?もしくは外食にするか・・・などなど。
頭で食べたい方針を決めたら食材の調達、飲食店へ移動する、そして最後に食すという行動がある。
これだけとってみても、何も食べない人と3食食べる人の間では、一日の時間の過ごし方で数時間は差が出るだろう。
仕事がはかどっていいじゃないか?と思うかもしれないがそんなことは無い。
人の集中力は45分を一区切りとする、それ以上やってもダラダラするだけで効率は悪い。
そこで気晴らしの食事、ストレス発散の間食などがリセットボタンとなり、再び仕事の効率を高められるわけだ。
食事をしないとこうしたメリハリがないので、暇である。
暇すぎて早く寝ると今度は朝早く起きてしまうという悪循環になるので困りものだ。
今日は食欲に襲われる事はなかったが、明日と明後日、空腹感がどのように到来するのか気を引き締めて構えなければ。